生命保険と税金のハナシ 〜受け取った保険金に税金がかかるの?

生命保険の見直し ファイナンシャルプランナーCFP行政書士■ 【生命保険と税金】というと年末調整や確定申告の際の生命保険料控除についてはみなさんよくご存じかもしれません。
 ここでは、生命保険金を受け取った場合の税金について考えてみましょう。 

 生命保険に加入する際には登場人物が3人います。
 改めて考えてみて、おわかりになりますか?

 @契約者(保険料負担者)
 A被保険者
 B保険金受取人       の3人です。 

 この3人が誰になるかによって納める税金は違ってきます。

   納める税金の例

 契約者  被保険者 死亡保険金
受取人
税金

ご主人

ご主人
相続人
相続人
相続税

ご主人

奥さま

ご主人
一時所得
(所得税/住民税)

ご主人

奥さま

お子さま
贈与税

 このしくみを知らないと、例えば「給与天引きできるから」と奥さまやお子さんの生命保険をご主人が契約している場合には、実際に死亡保険金を受け取る際に予想していなかった税金がかかってしまうといったケースが考えられます。

■相続税 ※注1
 受け取った死亡保険金は「みなし相続財産」として相続財産に加算されますが、非課税枠があります。
    非課税枠=500万円×法定相続人数

■一時所得(所得税/住民税) ※注2
 一時所得はこの計算式の金額に税金がかかります。
 (受け取った保険金額支払った保険料総額50万円)×1/2

 また、契約者本人が満期保険金や解約返戻金を受け取った場合にも一時所得がかかります。

■贈与税 ※注3
 贈与税はこの計算式の金額に税金がかかります。

 (受け取った保険金額支払った保険料総額110万円)

■雑所得(所得税/住民税) ※注2
 保険金を年金型(分割)で受け取った場合、毎年所得税・住民税がかかります。

■ 非課税となるもの ※注2
 入院給付金高度障害保険金は非課税です。
 ちなみに、その年に10万円以上の医療費がかかった場合、確定申告で医療費控除を受けられますが、このときは入院給付金を差し引いて申告します。

  保険金を受け取るときに予想していなかった税金がかかってしまわないように契約の時にはしっかり確認しておきましょう。

※必ずお読み下さい!
当サイトでは平成22年4月現在の税制に基づいて記載しています(下記参照サイトをご確認下さい)。今後新たな法改正、通達等で税務取扱が変更となる場合もあります。また、個々のお客様の実際の税務処理については、所轄の税務署・税理士等専門家にご確認ください。
 ※注1 国税庁HPタックスアンサー4114参照
 ※注2 国税庁HPタックスアンサー1755参照
 ※注3 国税庁HPタックスアンサー4417参照

 

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