あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(抜粋)

(免許)
第1条  医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆ う師免許(以下免許という。)を受けなければならない。

(欠格事由)
第3条  次の各号のいずれかに該当する者には、免許を与えないことがある。1  心身の障害によりあん摩マツサージ指圧師、はり師又はきゆう師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの
2  麻薬、大麻又はあへんの中毒者
3  罰金以上の刑に処せられた者
4  前号に該当する者を除くほか、第1条に規定する業務に関し犯罪又は不正の行為があつた者

(外科手術、薬品投与等の禁止)
第4条  施術者は、外科手術を行い、又は薬品を投与し、若しくはその指示をする等の行為をしてはならない。

(施術の制限)
第5条  あん摩マツサージ指圧師は、医師の同意を得た場合の外、脱臼又は骨折の患部に施術をしてはならない。

(施術の義務)
第6条  はり師は、はりを施そうとするときは、はり、手指及び施術の局部を消毒しなければならない。

(広告の制限)
第7条  あん摩業、マツサージ業、指圧業、はり業若しくはきゆう業又はこれらの施術所に関しては、何人も、いかなる方法によるを問わず、左に掲げる事項以外の事 項について、広告をしてはならない。
1  施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
2  第1条に規定する業務の種類
3  施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
4  施術日又は施術時間
5  その他厚生労働大臣が指定する事項

厚生労働大臣が指定する事項
 1 もみりょうじ
 2 やいと、えつ
 3 小児鍼(はり)
 4 医療保険療養費支給申請ができる旨
   (申請については医師の同意が必要な旨を 明示する場合に限る。)
 5 予約に基づく施術の実施
 6 休日又は夜間における施術の実施
 7 出張による施術の実施
 8 駐車設備に関する事項

2  前項第1号乃至第3号に掲げる事項について広告をする場合にも、その内容は、施術者の技能、施術方法又は経歴に関する事項にわたつてはならない。

(秘密を守る義務)
第7条の2  施術者は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。施術者でなくなつた後においても、同様とする。

(都道府県知事の指示)
第 8条  都道府県知事(地域保健法 (昭和二十二年法律第百一号)第5条第1項 の政令で定める市(以下「保健所を設置する市」という。)又は特別区にあつては、市長又は区長。第12条の3及び第13条の2を除き、以下同じ。)は、衛 生上害を生ずるおそれがあると認めるときは、施術者に対し、その業務に関して必要な指示をすることができる。
2  医師の団体は、前項の指示に関して、都道府県知事に、意見を述べることができる。

(免許の取消し等)
第9条  施術者が、第3条各号の1に掲げる者に該当するときは、厚生労働大臣は期間を定めてその業務を停止し、又はその免許を取り消すことができる。

2  前項の規定により免許を取り消された者であつても、その者がその取消しの理由となつた事項に該当しなくなつたとき、その他その後の事情により再び免許を 与えることが適当であると認められるに至つたときは、再免許を与えることができる。

(施術所の届出)
第9条の2  施術所を開設した者は、開設後10日以内に、開設の場所、業務に従事する施術者の氏名その他厚生労働省令で定める事項を施術所の所在地の都道府県知事に 届け出なければならない。その届出事項に変更を生じたときも、同様とする。
2  施術所の開設者は、その施術所を休止し、又は廃止したときは、その日から十日以内に、その旨を前項の都道府県知事に届け出なければならない。休止した施 術所を再開したときも、同様とする。
 
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に 関する法律施行規則 第22条(届出事項)
 法第9条の2第1項前段の規定により届け出な ければならない事項は、次のとおりとする。
1 開設者の氏名及び住所(法人については、名 称及び主たる事務所の所在地)
2 開設の年月日
3 名称
4 開設の場所
5 法第1条に規定する業務の種類
6 業務に従事する施術者の氏名及び当該施術者 が目が見えない者である場合にはその旨
7 構造設備の概要及び平面図
 
(出張業務開始の届出)
第9条の3  専ら出張のみによつてその業務に従事する施術者は、その業務を開始したときは、その旨を住所地の都道府県知事に届け出なければならない。その業務を休止 し、若しくは廃止したとき又は休止した業務を再開したときも、同様とする。

(滞在業務の届出)
第 9条の4  施術者は、その住所地(当該施術者が施術所の開設者又は勤務者である場合にあつては、その施術所の所在地。以下この条において同じ。)が保健所を設置す る市又は特別区の区域内にある場合にあつては当該保健所を設置する市又は特別区の区域外に、その他の場合にあつてはその住所地が属する都道府県(当該都道 府県の区域内の保健所を設置する市又は特別区の区域を除く。)の区域外に滞在して業務を行おうとするときは、あらかじめ、業務を行う場所、施術者の氏名そ の他厚生労働省令で定める事項を、滞在して業務を行おうとする地の都道府県知事に届け出なければならない。
 
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に 関する法律施行規則 第24条
法第9条の4の厚生労働省令で定める事項は、次 のとおりとする。
1 施術者の氏名及び住所並びに当該施術者が目 が見えない者である場合にはその旨
2 法第1条に規定する業務の種類
3 業務を行う場所及びその期間

 
(施術所の構造設備等)
第9条の5  施術所の構造設備は、厚生労働省令で定める基準に適合したものでなければならない。
 
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に 関する法律施行規則
第25条(施術所の構造設備基準)
法第9条の5第1項の厚生労働省令で定める基準 は、次のとおりとする。
1 6.6平方メートル以上の専用の施術室を有 すること。
2 3.3平方メートル以上の待合室を有するこ と。
3 施術室は、室面積の7分の1以上に相当する 部分を外気に開放し得ること。ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りでない。
4 施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有す ること。

2  施術所の開設者は、その施術所につき、厚生労働省令で定める衛生上必要な措置を講じなければならない。
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に 関する法律施行規則 
第26条(衛生上必要な措置)
法第9条の5第2項の厚生労働省令で定める措置 は、次のとおりとする。
1 常に清潔に保つこと。
2 採光、照明及び換気を充分にすること。
 
(報告及び検査)
第10条  都道府県知事は、施術者若しくは施術所の開設者から必要な報告を提出させ、又は当該職員にその施術所に臨検し、その構造設備若しくは前条第2項の規定に よる衛生上の措置の実施状況を検査させることができる。
2  前項の規定によつて臨検検査をする当該職員は、その身分を示す証票を携帯しなければならない。
3  第1項の規定による臨検検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(使用制限等)
第 11条第2項  都道府県知事は、施術所の構造設備が第9条の5第1項の基準に適合していないと認めるとき、又は施術所につき同条第2項の衛生上の措置が講じられていな いと認めるときは、その開設者に対し、期間を定めて、その施術所の全部若しくは一部の使用を制限し、若しくは禁止し、又はその構造設備を改善し、若しくは 衛生上必要な措置を講ずべき旨を命ずることができる。

(業務の禁止)
第12条  何人も、第1条に掲げるものを除く外、医業類似行為を業としてはならない。ただし、柔道整復を業とする場合については、柔道整復師法 (昭和四十五年法律第十九号)の定めるところによる。
(都道府県知事による業務停止又は禁止)
第12条の3  都道府県知事は、前条第1項に規定する者の行う医業類似行為が衛生上特に害があると認めるとき、又はその者が次の各号のいずれかに掲げる者に該当すると きは、期間を定めてその業務を停止し、又はその業務の全部若しくは一部を禁止することができる。
1  心身の障害により前条第一項に規定する医業類似行為の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの
2  麻薬、大麻又はあへんの中毒者
3  罰金以上の刑に処せられた者
4  前号に該当する者を除くほか、前条第一項に規定する医業類似行為の業務に関し犯罪又は不正の行為があつた者

2  前項の規定による業務の停止又は禁止に関して必要な事項は、政令で定める。

第13条の7  次の各号のいずれかに該当する者は、50万円以下の罰金に処する。
1  第1条の規定に違反して、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業とした者
2  虚偽又は不正の事実に基づいてあん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許を受けた者
3  第7条の2の規定(守秘義務)に違反した者
4  第12条の規定(無資格者のあはき業務の禁止)に違反した者
5  第12条の3の規定に基づく業務禁止の処分に違反した者

2  前項第3号の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。

第13条の8  次の各号のいずれかに該当する者は、30万円以下の罰金に処する。
1  第5条(施術の制限)又は第7条(広告の制限)の規定に違反した者
2  第6条の規定(施術前の消毒義務)に違反した者
3  第8条第1項の規定(都道府県知事の指示)に基づく指示に違反した者
4  第9条第1項の規定により業務の停止を命ぜられた者で、当該停止を命ぜられた期間中に、業務を行つたもの
5  第9条の2第1項又は第2項の規定(施術所の届出)による届出をせず、又は虚偽の届出をした者
6  第10条第1項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者
7  第11条第2項の規定(使用制限等)に基づく処分又は命令に違反した者
8  第12条の3の規定に基づく業務停止の処分に違反した者
  

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